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東洋医学について


東洋医学とは、広義には西はイスラム文化圏までアジア全域の伝統医学を指しますが、ここでは中国に起源を持つ中国伝統医学に焦点を当てて説明します。

 

私たちの生活の中では、ドラッグストアなどでも葛根湯や五苓散など様々な漢方薬が手に入りますし、町を歩けば鍼灸院が至る所に存在します。NHKの健康番組でもよく取り上げられていますね。


東洋医学とは、広義には西はイスラム文化圏までアジア全域の伝統医学を指しますが、ここでは中国に起源を持つ中国伝統医学に焦点を当てて説明します。

 

私たちの生活の中では、ドラッグストアなどでも葛根湯や五苓散など様々な漢方薬が手に入りますし、町を歩けば鍼灸院が至る所に存在します。NHKの健康番組でもよく取り上げられていますね。

漢方(湯液)や鍼灸をはじめ、2000年以上の歴史を持つ東洋医学は、経験と思想と理論に基づいて現在に継承されています。東洋医学は、自然界(=宇宙)と人間との密接な関係を重視し、自然界の原理・原則は人体にも同じように働いていると考えます。

 

古来、人々の間で自然発生的に起こった医療行為に、自然哲学の「陰陽思想」や「五行思想」を人体に応用して医学として確立していきました。また、心と体を分けず総合的にとらえて体全体を診ることも特徴です。

 「陰陽思想」とは、古代中国で生まれた二元論であり、物事には二つの側面があるという考え方です。

 

「五行思想」とは、万物が木・火・土・金・水の5つの要素から構成され物質の運動と変化を表しています。

自然の原理・原則は人体にも同じように働いていると考える東洋医学では木・火・土・金・水それぞれに人体の臓腑、組織、器官などを割り当てています。

 

また、人体の生命活動を維持する要素として気・血・水(津液)の巡りも重要とされています。

 これら「気・血・水(津液)」の調和と、「陰陽」「五行」のバランスが整っているほど、生命力や自然治癒力が発揮されるとされています。そのため東洋医学はバランスの医学とも称されているんです。